日曜日などお休み最終日夕方、「サザエさん症候群」になっていませんか?
サザエさん症候群の原因はずばり、「仕事に対するストレス」!
あ〜あ、明日は職場に行きたくないなぁ…はぁぁ…
そんな、日々まじめに働いているビジネス・パーソンの皆様にとっては、悲報です。
2023年は、土日休みのオフィス・ワーカーにとっては、例年より祝日数がだいぶ少なくなります。
「国民の祝日」一覧は、内閣府ホームページに明記されていますので、充実したオフタイム計画のためにも(!?)ぜひExcelへコピペ(コピー&ペースト)して、確認しておきましょう。
ほらね…
年間で17日、祝日の設定がありますが、実質は5日減の12日です。元から年末年始休暇期間と重なる1月1日(元旦)、1月2日(特別休日)は別として、祝日と土曜日が重なってしまうことが、年3回もあります(日曜日と祝日が重なると、翌月曜日が振替休日になりますが、土曜日の振替はありません)。残念…
土日+祝日をのぞいた営業日をかぞえるにはWORKDAY関数が便利
せっかくなので、この祝日一覧表を、仕事にも活用することにします。
Excelには、土日+祝日をのぞいた”営業日”(稼働日)だけをかぞえるWORKDAY関数があります。これは、たとえば「オンライン受注後、3営業日以内に出荷」とか、「5営業日以内にレポート提出」などの締切を明示するのに、とても便利です。
構文は、
WORKDAY(開始日,日数,[祝日])
です。
開始日と日数はかならず入力することが必要ですが、省略可能な[祝日]を指定しておけば、その日付もスキップした営業日(稼働日)がえられます。
このような受注管理表があったとして、セルD4(管理表の出荷締切日付記入欄)へ、
=WORKDAY(A4,B1,祝日一覧!B4:B20)
という関数式を入力しました。
※A4セルには受注日、B1セルには許容期間、(別シート)祝日一覧のB4:B20に2023年の祝日一覧が記載されています。
上の画像では、出荷締切日の関数式をコピー使用することも考えて、絶対参照($)マークをつけています。 2022年12月31日の”3営業日後”は、祝日(1月1日元旦+1月2日特別休日)がはぶかれて、2023年1月5日、という計算結果が返ってきました。
土日以外が定休の場合、WORKDAY.INTL関数で同じ計算ができます
しかし、世の中すべての職場が「土日休み」というわけではありません。商店や飲食チェーンのように、土日も営業日(稼働日)として計算したい場合には、WORKDAY.INTL関数を使用することによって、同様の営業日数計算ができます。
構文は、
WORKDAY.INTL(開始日,日数,[週末],[祝日])
となり、省略可能な[週末]という引数以外は、すべてWORKDAY関数と同じ構造です。
引数[週末]には、以下の対応表(Microsoftサポート公式解説ページより転載)にある”週末番号”を入力するか、月〜日の7曜日分を”1=非稼働日/0=稼働日”として、連続する7ケタ数値(文字列)を入力することで、自由に週末(定休日)を設定することができます。
もしくは、たとえば月・火曜日を定休日(非稼働日)とするには、1100000 という引数を入力します。
理想の暮らし方ではありますが、ここに 1111111 と入力することは、無効とされます。
スケジュール/締切管理には、WORKDAY/WORKDAY.INTL関数で祝日一覧表を参照すると便利
休日出勤をさけ、締切までにタスクをすべて終わらせるため、そして充実したオフタイムを計画するためにも、稼働日や、休日の管理はとても重要です。
そのためにも、祝日(休業日)は事前にきっちり把握しておいて、Excelなどのツールを使って稼働日計算をしておきましょう!