新社会人・新入社員の皆さん、ご入社おめでとうございます。
就活生の皆さん、今年から数年間は、内定を取ることが非常に難しい環境が続きますが、途中で心が折れてしまうようなことがないように、ぜひ長期的視野を持って、納得のいく就職先を見つけ出してください。
これからのビジネス・パーソンや就活生が、絶対に身につけておくべき技能、それはExcelです。
「Excelサービスの会社だから、手前味噌なことを言ってるんじゃないか?」と思う人がいるかもしれません。
私は営業職だから「そんなの関係ね〜。」→ 本当にそうでしょうか?
下のグラフを見てください。
[図1]最も利用頻度が高い業務ソフト (n=1,776)
[図2]最も利用頻度が高い業務ソフト (職種別)
調査を行った(株)ジャストシステムといえば、約10年前までExcelの競合表計算ソフト「三四郎」を発売していた会社です。ライバル企業の製品を手放しで持ち上げるような調査結果。しかも、円グラフも積み上げ横棒グラフも、「Excel比率が全体の大半を占める」ことを示す真っ青です。なぜこのようなことになるのでしょう?
それは、「お金」や「商品」といった数字を扱うことの多い事業会社で、常時それらの数字を計算/集計することが求められるからです。職種によっても、Excelの重要性がほとんど変わらないことは、上記[図2]が示すとおりです。
これまでのExcel教育の問題点
これほど重要な業務用ソフトウエアでありながら、現在多くの企業でマネジメントを担う40歳代、50歳代の大多数は、実は体系的なExcelの教育を受けたことがありません。
そもそも、Excelが完全に表計算ソフトのデファクトスタンダード(事実上の標準)となったのは西暦2000年前後で、それ以前に新入社員だった世代の中には、「先輩から三四郎やLotus 1-2-3で表計算ソフトの使い方を習った」という人もいます。
徐々に社内外でやりとりする計算書類がExcel化され、ビジネス・パーソンが各自の業務必要性に応じて、必要なことだけを独学などで覚えてきた、というケースがほとんどです。
業務知識では「年の功」でまさる先輩方に教わることが多い新社会人でも、もし「Excelでできること」すなわち、
・表計算
・グラフ作成
・文字列操作
・データベース(としての利用)
・マクロ/VBA
を体系的に身につけていたとしたら、業務資料作成についてはすぐキャッチ・アップできてしまう、と思いませんか?
どうしたらExcelを体系的に学べますか?
2020年代では、すっかり業務ソフトの標準となっているExcelに関して、その使い方を教えてくれる有料、無料の情報・書籍類が、世の中にはあふれています。
たとえば、YouTubeでは、金子晃之チャンネルやYouseful/人材教育の図書館チャンネルなどで、Excel操作基礎から、応用的な実務テクニックまで、体系的な情報を無料で習得することができます。
「テキスト(スライド)やサンプル・データも使って、手を使って覚えたい」という方は、オンライン・コース Udemy 検索窓に「Excel」と入れてみれば、Excel関連として登録がある【10,000コース!!】の中から、目的にあった教材を選ぶことができます。
あとは、ご自身の「やる気スイッチ」維持と、忙しい日常の中で、しっかり勉強時間を確保することだけですね。
<ご自身でやる気スイッチがなかなか押せない方へ>
せるワザでは、Excelの学習サービスに力を入れています。
オンラインでのマンツーマン指導や、団体様への講師も承っております。
Excelに全く触れていなかった超初心者の方、Excelをこれから使いこなしたい方、マクロを組んでみたい方、現在使用しているExcelツールをご自身で修正したい方、是非ご相談ください。法人・個人どちらにもご対応可能です。
まとめ
社会人として仕事をする上で、Excelは一生ついて回ります。難しい社会情勢を乗り切るため、今すぐ体系的な学習をはじめましょう!
デスクワーク中心の仕事をするビジネス・パーソンには、Excelを使う業務が一生ついて回るであろうことがご理解いただけたと思います。
どうせついてくる仕事なら、その中で自分の実力を存分に発揮できるよう、準備しておきませんか?
学習するなら、「今すぐ(できる限り早く)」「体系的に(表計算・グラフ・文字列操作・データベース・マクロ/VBA)」です。
ご自身の社会人としてのキャリア形成を確固としたものにするために、ぜひとも「Excelを完全マスターする」という課題に取り組んでみてください。
そのことを、少し前の時代に新社会人だった者として、強くお薦めいたします。