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Microsoft 365、もしくは2021以降のExcelなら、動的配列(スピル)は使わにゃそんそん!!

2025 6/22
EXCELの機能
2025年6月23日

「スピル(spill)」という単語に、ポジティブな印象をもつ人はどれくらいいるでしょうか?
筆者の場合は、あんまり…。

スピル(spill)には、「こぼす」「投げ出す」「ばらす」などの意味があります。

代表的なことわざでも使われていて、「覆水盆に帰らず(=取り返しがつかない)」の英語版が、”It is no use crying over spilt milk.(こぼれたミルクを見て泣いたって無駄だ)”なのです。

しかし!!

もしあなたが、スゴい勢いで進化し続けるExcelを徹底的に活用したいと思うなら、スピル = ネガティブという固定観念は、今すぐ捨ててください!

Excel史上初の、すばらしい機能なのですから。

スピル以前のExcelでは、ユーザーがコマンド(関数/数値/数式)を入力したセル以外に、勝手に情報が流れ出すことはありませんでした。

しかし、スピル以降は、Excelがユーザーの意図を読みとって、セル1箇所に入力した数式/関数から、勝手に他のセルへ、「正解」をこぼしてくれるのです。

今回は、このスピルの具体的な使用例について、ご紹介します。

目次

表をコピーするのに、入力する数式は1つだけ!あとは勝手に正解がこぼれだし、参照ミスのリスクもありません

一例として、「令和の米騒動」でも話題になっている「地域ごとの米流通量のかたより」を推察する資料を作ってみることにしましょう。

都道府県別の米収穫量(2022)や、ちょっと古いけれど都道府県別の1世帯あたり米消費量(2016)はWeb上で一般公開されていますので、各都道府県の世帯数と1世帯あたり消費量をかけ合わせれば、都道府県別に収穫量ー消費量比較ができます。

※実際には、県をまたがる食品物流網が複雑に整備されているため、上記2項は単純に比較できるものではありません。あくまでもスピルのサンプル資料としてご参照ください。

まずは、こちらの表(都道府県別の米生産量/消費量 単位;t をまとめた資料です)から。

この表を、別の場所へ丸々転記するために、記述する数式はただ1つ。たとえばこのワークシートであれば、セルF1へ、

=A1:D48

とだけ入力すればいいのです。結果は以下の通り。

同じ表が右どなりに複製されているのですが、セルの数式をよくみてみると、手入力したセルF1以外は、すべてセルF1式のコピーであることがわかります。

このように、淡色グレーで表示される数式は「ゴースト」とよばれ、スピルの結果、入力していないセルへ”あふれ出た”結果が表示されていることを示します。

ゴーストの概念があるおかげで、ユーザーは、わざわざ数式をコピー&ペーストしたり、絶対参照($)指定をする煩わしさから解放されます。

とはいえ、同じ表を書き写すだけの仕事が、いつもあるわけではないですよね。

もう1つ別の事例を見てみましょう。

元の表を、「rice」という名前のテーブル化します。

セルF1へ、

=rice

と入力すると、やはり一覧表は丸々複製されます。それでは、元のテーブルに手を加えると、どうなるでしょうか?

うわぁ〜、ゴーストたちがウヨウヨあふれ出てきましたよ。

このように、テーブル(マスター情報)を追加・編集して、他の帳票へ正しく反映させたい事例は、ビジネスの現場で多くみられませんか?

スピルされた表を参照するグラフなら、表がアップデートされれば、グラフも変わります

最後に、スピルされた表を元に、グラフを作成してみましょう。

FILTER関数を使い、セルF3に入力した都道府県名を検索値にして、テーブル名;rice の一覧表から、該当する都道府県データだけを抽出します。セルF4に

=FILTER(rice,rice[都道府県名]=F3)

と入力し、右側の「都道府県名」「消費量(t)」「生産量(t)」各セルは、スピルのゴーストにより自動抽出しています。

それでは、このF3セルに、別の都道府県名を入力した時の、表の動きとグラフの動きをご覧ください。

このように、スピル機能が使えるからこそ高い利便性を得られる関数群のことを、「動的配列関数」といい、FILTER・SORT・SORTBY・UNIQUE・SEQUENCE・RANDARRAYなどが、この新関数例として挙げられます。

動的配列をデータ参照してグラフ作成したら、配列が動的に動くのに合わせて、グラフも動的に変化することがお分かりいただけますでしょうか? このExcelの動作を画面収録して後から見なおせば、Excelだけでも充分、”映える”データ分析資料が作れること、間違いありません!

まとめ;スピルはExcel史上初の強力な資料作成支援機能 動的配列関数やグラフなどと合わせて使い、あふれ出る表現力を!

これでもまだ、スピル = ネガティブだと考えますか?

ここまで実際にExcelでデータ操作をしてみた方なら、きっとこの「あふれ出る喜び」を実感されたことと思います。スピルや動的配列関数の活用は、今後Excelによる資料作成の時に重要度を増すことが予想されます。

早めにこの機能をうまく使いこなせるように慣れておいて、仕事を「こぼさない」時短術につなげてくださいね。





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