

あなたにとって、生成AIとはどういう存在ですか?
「Google検索に変わる調べものツール」だったり、秘書や副操縦士(Copilot)といった役割なのではないでしょうか?
なかには、「私にとって、生成AIは恋人」という方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者のオススメは、「生成AIを、家庭教師にしちゃいましょう!」です。
「調べものに使うだから、そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、Lifehacker Japanの「Gemini×勉強術」冒頭に記された
“生成AIの真価は「情報を生み出すこと」ではなく、私たちの「思考のプロセス」を再構成する点にあります。”
という1文に触発され、「本当に生成AIは家庭教師になりうるのか?」を実際に試してみました。
次章以降は、その体験記録のご紹介です。
生成AIのクイズ機能を使うと、「自分から追いかけない」勉強の自動化が実現できます
まず、「生成AIを家庭教師として使う」典型的なパターンとしては、IT mediaに紹介されている「(「AIが卵より安くなる時代」に向けて)「ChatGPT」を頼れる先生に 生成AIを“教師”として使ってみた」のような使い方ではないでしょうか?
つまり、自分が学習中のトピックについて、不明点をプロンプト(命令文)の形で生成AIに投げて、回答を引き出す方法です。一度で”納得できる答え”や”正答”にたどりつけなくても、さらに疑問点を反復質問しながらゴールへ近づくやり方が、いかにも効果的な生成AIとの付き合い方のようですね。
しかし、冒頭でご紹介したLifehacker Japan「Gemini×勉強術」が一歩ススんでいるところは、”クイズ機能”を活用して、「学習習慣の自動化」を達成している点です。
“クイズ機能”は、Gemini固有の機能ではなく、ChatGPTやClaudeにも搭載され、Microsoft 365でも、FormsからCopilotを呼び出すことで、似たような使い方を体験できます。
今回は、Lifehacker Japanの
“たとえば、私は昨年の薬剤師国家試験の過去問(200問・PDF形式)をアップロードし、次のようなプロンプトを出してみました。
<これは昨年の試験問題です。薬学、薬理学、毒性学、生薬学など多岐にわたるカテゴリーが含まれています。この内容を理解した上で、PDFから15問のクイズを作成してください>”
という事例を、以下のようなケースに置きかえて、実際にGoogle Gemini Proへ投げかけてみました。


Geminiは、即座に次のような4択式の20問小テストを返してきました。


“特に連立方程式の文章題と1次関数の式を求める問題は得点源になりやすいので、繰り返し練習して自信をつけてくださいね。本番のテスト、応援しています!”
という応援メッセージとともに。
さらに、Geminiの”スケジュール機能”を起動するために、


というプロンプトを投げてみましょう。PCと同期したスマートフォンをのぞいてみると、


Google ToDoリストにリマインダーが自動設定され、指定時刻になると、スマートフォンに小問題が飛んできました!


一部の「勉強が”好きで好きでたまらない”」人をのぞき、勉強したい(しなきゃいけない)ことに、(ゲームやSNSなどへの誘惑を断ちながら)規則正しく取り組む強い意志を持ち続けることは、大変じゃないですか?
そんな”強い意志”がなくても、自分の学習すべきことをスケジュール通りに、スマートフォンに送り込んでくれること。それが、生成AIが”真の家庭教師”となるゆえんなのです。
問題集の元ネタがなくても大丈夫!生成AIは、どんなジャンルの学習にもついて来られる、超優秀な家庭教師
前章では、もともと問題集PDFが数多く無料一般公開されている学習テーマを取り上げましたが、必ずしも問題集の元ネタは必要ありません(もちろん、元ネタがあった方が、よりテストの精度は上がりますが)。
たとえば、元ネタなしにGeminiへ投げかけたプロンプトに対しては、Geminiは動画のような小テストを返してきました。


問題集ではなく、たとえば危機管理マニュアルなどにもとづいて、設問をAIに依頼するとどうなるでしょうか?




企業研修用の小テスト集が、スラスラと編み出されました!
まとめ:勉強したい(しなければいけない)ことは、まず生成AIに聞いてみましょう!!優秀な家庭教師として、対策クイズを自動生成してくれます
「わからないことを調べる」という生成AIや検索エンジンの使い方が、”辞典的活用法”だとすれば、”家庭教師的活用法”が、どんなところまで踏み込んでサポートしてくれるものか、ご理解いただけましたでしょうか?
最後も、冒頭でご紹介した「Gemini×勉強術」からの引用で締めくくります。
“最近のAIサービスの一時的なダウンなどを見てもわかる通り、最後は「自分自身の脳に何が残っているか」が勝負です。
Geminiにツールを作らせ、クイズを出させ、弱点を分析させる。
でも、最後に答えを自分のものにするのは、あなた自身。そうすれば、たとえサーバーが止まったとしても、積み上げた知識があなたを裏切ることはありません。”



やっぱり、恋人のように生成AIにどっぷりのめり込んでしまうことは、あまりオススメしません。自分にとって都合の良い家庭教師としてAIを使い倒し、自分自身の脳を鍛え上げることが、AIに仕事を奪われないビジネス・パーソンであり続ける秘訣のようですね!
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