最近、補講受けていますか?
そう聞かれても「何のこと?」と思うかもしれません。
ここでは2022年10月に開講された無料オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」の補講をさしています。
Excelも活用して、”21世紀で最もセクシーな職業(Harvard Business Review)”であるデータサイエンティストに近づくためには、どうしたらよいでしょうか?
MBAスクールに入りなおす?
高い統計専門書籍を購入して独学する?
ノンノン…、それだけのやる気と時間を確保できればよいですが、日常業務ですら、残業続きの毎日ですよね?
それならば、まず「社会人のためのデータサイエンス演習」Week3(分析の具体的手法)の補講、PDFテキストファイル(1.92MB)と使用データ(14.6KB)を自分のパソコンにダウンロードして、無料動画をみながら、実際にExcel上で手を動かしてみましょうよ(*)。
講座受講は無料ですが、オンライン動画学習サービス gacco への会員登録が必要です。また、今のところ2022年12月に閉講予定で、修了証取得に必要な確認テスト受検期限が、2022年10月時点ですでに終了している項目もあります。
ピボットテーブル・散布図・相関係数・移動平均作成のサンプルデータを入手できます
本シリーズ「せるワザ」でも、過去に何度かピボットテーブルや散布図、相関係数の活用方法などについて、解説してきました。
補講の内容は、これらの記事とも通じる部分がありますが、ダミーデータ入りExcelブックが無料公開されていますので、この week3_hokou_data.xlsx はぜひダウンロードして、動画をみながら、実際に操作してみてください。
↑ このExcelシートを、↓ この表に変える
手順が、動画でていねいに解説されています。
表の項目を実務内容に入れかえるだけで、すぐに自分の業務に応用できそうですね。
もちろん、このExcelブックは「補講」(居のこり?)のための演習課題ですから、ここへいたるまでの統計学的な講義も、動画でわかりやすく収録されています。
データサイエンスの前提”統計学とは”も、ついでに押さえておきましょう
さらに、「社会人のため」にかぎらず、そもそも”統計とは?”という基礎的概念を学ぶためにも、このオンライン動画学習サービス gacco を活用することができます。
京都大学講師陣による「統計の入門」。大学教養課程的な講座構成ながら、一般人にも理解しやすい用語づかいで、難解な統計理論の基礎を、わかりやすく解説してくれます。
「社会人のためのデータサイエンス演習」と並行して動画視聴すれば、”統計でどんな業務課題を解決ができるのか?”を、イメージしやすくなるでしょう。
そして、さらに統計学を深ぼりしたくなったら(有料書籍ですが)、「統計学はときにセクシーな学問である」(デビッド・シュピーゲルハルター 著/石塚 直樹 訳)はいかがですか?
ね?残業している場合じゃないでしょ? ルーチンワークなんてサッサと切り上げて、”夜の補講(!?)”にいそしまないと…。
いまや無料で、ここまで学べます
スキマ時間に、データサイエンス補講を!
近年、「データサイエンティスト」という職種が、とても注目されています。
かつてITエンジニアが、”花形職種”から”企業生き残りに不可欠な職種”へと変わったように、今後、データサイエンティストも、”あこがれ”から、”不可欠な職種”になるだろうと言われます。
しかし、学生時代などに統計の勉強をしたことがなかった一般社会人が、どこでなにを学んだら、データサイエンティストに近づけるのでしょうか?
上記のように、現在では、仕事に必要な、かなり深い部分の情報まで、無料でアクセスすることが可能になりました。あとはご自身のやる気と、スキマ時間を見つけるだけです。
一足とびに”データサイエンス論”を読みはじめるより前に、まずはExcel補講データで、実際に「ピボットテーブル」「散布図」「相関係数」「移動平均」を作ってみましょう。”習うより慣れろ”で、操作して気づくことが、たくさん出てきますよ。