確定申告の準備、してますか?
え? 関係ない?
もったいない….
たしかに、ビジネス・パーソン(会社からの給与所得者)は、会社が年末最後の給与支払時に年末調整をしてくれるため、各個人での確定申告は不要です。
必要ないというより、大多数のビジネス・パーソンは、確定申告が”デキない”(申告しても変わらない)人です。
しかし、もし年末調整で見落としがちな還付金が確定申告でゲットできるとしたら、どうでしょう?
確定申告を英熟語では filing tax returns と言うように、欧米では、ビジネス・パーソンが税の払いすぎをチェックするため、申告を重要な手段として活用しています。
少々古い記事ですが「源泉徴収 -会社員の納税意識を希薄にするカラクリ」(President Online 2009/05/14掲載号 ※全文閲読には無料会員登録が必要です) に書かれているように、日本では源泉徴収と年末調整がセットで実施されているため、多くの給与所得者は「自分が税金をいくら納めているか」把握できず、納税者としての権利意識も希薄になりがちです。
ね? もったいないでしょう。 せっかくですから、あなたも今すぐ確定申告”デキる男”、”デキる女”を目指しましょうよ。
マイクロソフト社公式「サラリーマンの確定申告 特集」(楽しもうOffice)をチェックしてみましょう
マイクロソフト社公式の特集でも、確定申告は1つのトピックになっていますから、それだけビジネス・パーソン(サラリーマン/給与所得者)にとって関心が高い話題なんですね。
同特集から、確定申告が”必要な人”と、”デキる”ビジネス・パーソンの要件を転載します。
意外に多くのビジネス・パーソンが、確定申告を”デキ”ると思いませんか?
とくに医療費支出(所帯もちの場合は、家族全員分を合算可能)が年間10万円をこえるとか、株式投資で配当を受け取ったとか、”必ずしも確定申告の必要はないけれど、申告するとおトクになる”ケースは案外多いものです。
一番カンタンなのは、(ワンストップ特例制度に拠らない)ふるさと納税の申告。和牛やエビ、カニなど返礼品の高級食材を堪能した上に、税金がおトクになって還付金をもらえるかも!!と思えば、”デキる男”、”デキる女”を目指したくなりませんか?
でも、確定申告って、むずかしくて、面倒くさいものでしょ?
いえいえ、いまではパソコンを使わず、スマートフォン1台で電子申告まで終わらせてしまうことだって、”デキ”るんです。
確定申告のキモとなる収入・所得と経費の明細だって、おこづかい帳レベルのExcelブックで十分です。
ビッグ・ビジネスを取り回す個人事業主むけの青色申告(正しい経理規則にのっとった複式簿記の会計帳簿が必要)とことなり、ビジネス・パーソンの還付申告であれば、単式簿記OKの白色申告ですませられるからです。
マイクロソフト社公式特集のテンプレートも、とてもシンプルな単式簿記の明細表です。
この程度のExcel帳簿であれば、経理知識のない僕も、私も”デキ”るような気がしませんか?
早速、家族全員の医療費や、株式配当金の情報を整理して、還付金ゲットを目指しましょう!
経費の帳簿づけは、ため込まないのがコツ
支払ったその場で、スマートフォンExcelアプリに音声入力が最強!
それでもやはり、1年(12ヶ月)分の取引明細数十件〜数百件を、一気に会計帳簿化するのは、かなり面倒くさいですよね。
仕事中に自分の確定申告作業をするわけにもいかないでしょうから、貴重なお休みの日をつぶして帳簿づけ、ということになってしまいます。
それをさけるには、作業をため込まないのがコツです。
支払ったその場で、どんどんExcelブックに情報を放り込んでいきましょう!
マイクロソフト社公式特集で公開されているテンプレートは、標準的な.xlsxブックなので、OneDriveに置いておけば、スマートフォンのExcelアプリからでも閲覧→編集できます。
ためしに、iPhoneからテンプレート.xlsxに入力してみましたがいかがでしょうか?
iPhoneキーボードには、マイク入力が標準で備わっていますので、スマートフォンに向かって話しかけるだけで、その場で帳簿づけ完了です。これを習慣づけておけば、わざわざ貴重なお休みの日をつぶさなくても、ラクラク確定申告を終えられそうですね。
これで、僕も、私も、還付金ゲットだぁ!!
まとめ
Excelで確定申告”デキ”る大人になりましょう!
音声入力まで活用すれば、面倒な帳簿づけもラクに終えられます
確定申告する必要がないビジネス・パーソン(給与所得者)でも、”デキ”ることなら、確定申告はするべきです。
申告によって、もし還付金が得られればラッキーですが、そうでなくとも、会計帳簿を準備すること自体が、「家計をデザインする」ことにつながります。
自分は1年間、どのような収入を得て、どのような支出をしてきたのかを振り返ることができます。
とはいえ、1年(12ヶ月)分の会計帳簿を一気にまとめるのは、退屈で面倒な作業です。
Excelはパソコンでもスマートフォンでも活用できますから、情報をためこまず、取引が発生したその場で、スマートフォンから情報を記録してしまえば、ラクラク確定申告”デキ”る大人になれそうですね!
ぜひ試してみてください。