日付はDATEVALUE関数でシリアル値にしよう!

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Excel日付のシリアル値ってご存知ですか?

これは、1900年1月1日を基準日(1日目)として、そこからの経過日数を整数値で表示するものです。

例えば、令和3年1月31日は、シリアルでいうと44227です。セルの中に記載されている日付の文字列を読み取って、シリアル値を返すのがDATEVALUE関数です。

たとえば以下のような、支払サイクル2ヶ月の請求書があったとします。

日付はDATEVALUE関数でシリアル値にしよう!

このシートの文字列日付で記載されているセルN5(令和3年)からP5(31日)までを、

=DATEVALUE(N5&O5&P5)

と結合してDATEVALUE関数にかけると、シリアル値44227が返されます。

日付をシリアル値で把握しておくと便利なことって何でしょうか?

シリアル値同士で足し引きし、容易に日数計算をできることが最大のメリットです。

令和3年1月末に受領した「令和3年3月31日支払期限」の請求書では、支払い猶予期間は何日でしょうか?

2ヶ月間だから60日?

(土日祝日を計算から外すための方法も別にありますが、分かりやすくするために、一旦この記事では、土日も含めた所要日数を計算します。)

令和3年3月31日のシリアル値は、44286。そこから、44227を引くと、おっと!! 59日間しかない。そうか、2月は28日までしかないんだった、ということに気付くわけです。

逆に、あなたがこの請求書を作成する場合、支払期限、つまり2ヶ月後の「月末日」はどうやって割り出しますか?

カレンダーを目視確認?

そうではなくて、EOMONTH関数をご活用ください。

=EOMONTH(R5,2)

※R5が日付シリアル値の入ったセル、第2引数が「Nヶ月後」を指示する数値。ここに0を入れると、当月の月末日(28日/30日/31日など)を返します。

このように、日付に関する他の関数も活用して手早く資料を作成するために、日付の情報はぜひ数値(シリアル値)で入力するようにしてください。

すでに文字列で記載されている日付情報は、DATEVALUE関数でシリアル値にしておきましょう。日程(工程)管理などがとても楽に、正確にできるようになりますよ。









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